<< 編集者とキャバクラ 4 | main | 編集者とキャバクラ 6 >>
編集者とキャバクラ 5
2008.04.09 Wednesday | 09:14 | オトナの話
 おはようございます。マッキーです。
 桜が咲いたと思ったら、草木もどんどん芽が出てきました。早いですね。では前回のつづきです。

 店を出たあと、焼き肉屋でキャバクラ嬢を待っていた編集者とわたし。しばらくして彼女は本当に来た。
 「けっこう早く来たでしょう?」
 「ほんとだ。じゃあ、さっそく食べてよ」と編集者が言った。
 その後、三人で焼き肉を食べるが、「この後の展開どうなるんだろう?」という考えがわたしの頭をよぎる。
 動いたのはわたしだった。
 「もうオレ、眠いから、そろそろ帰るわ」とわたしは言った。
 「そうすかぁ。じゃあ、タクシー券使ってください」と編集者は言った。
 わたしは気をきかせたのである。しかし正直、帰りたいのも本音だった。わたしは朝型の人間なのだ。焼き肉はもう結構だし、眠たくでしょうがない。
 わたしはタクシー券を受け取ると店を出た。歌舞伎町を出て靖国通りでタクシーを拾うと、そのままシートに沈み込んだのだった。



 翌日、朝からわたしはウズウズしていた。昨日の結果が気になるではないか。昼ごろ、編集者が出社しているのをみはからって、編集部に電話してみた。
 「昨日はどうも、で、どうだった? あのあと、やれた?」
 「え、まあ、おかげさまで、できました」
 「やっぱりなあ。そうかぁ、よかったじゃん!」
 「ですね」と編集者は照れたように言った。「また行きましょう」
 「そうだね」そう言うと、わたしは晴れがましい気持ちで受話器を置いた。「そうかあ、やれたか……、よかった」
 本当にそう思った。わたしを接待してくれた人に良い事があれば、接待された側として、こんなうれしいことはない。わたしは仕事にもどった。
 こうしてこの夜の一件は、日常のよくある出来事として終わったかのようみえた。しかし、ちょっとしたオマケがあった。
 つづく。

 お知らせ
 マッキー・ジェーピー・ストアに新しい作品月着陸船とカモメをアップしました。